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2020.10.02
沖縄本島南部、南城市(なんじょうし)の「Caféやぶさち」は、眼下にコバルトブルーの太平洋が広がる最高のロケーションに位置するカフェ。2004年オープン以来、絶景目当ての観光客の方はもとより、地元からも愛され続けている絶景カフェの先駆け的存在です。
「やぶさち」という店名は、カフェのすぐそばにある沖縄七御獄(うたき)のひとつ、「薮薩(やぶさつ)御獄」からいただいたそう。カフェのコンセプト「nature(自然)、culture(文化)、 health(健康)」をもとに、フレンチとイタリアンをベースにしたお料理がいただけます。
Withコロナの新しいライフ・スタイルがはじまり、ますます注目が高まるのは、テイクアウト&デリバリーの「フレンチオードブル」です。
従来からあった4~5人前(約11種類/税別4,000円)、5~6人前(約13種類/税別5,000円)、6~8人前(約13種類/税別6,000円)のオードブルに加えて、気軽にオーダーできる1~2人前のミニオードブル(7~8種類/税別2,000円)が仲間入りしました。
今回の取材では、一番大きなサイズ(6~8人前)のフレンチオードブルをご用意いただきました。
「これで6,000円ですか?!」と驚くボリューム。お料理の種類も数多く、どこからお箸をつけようか迷うほどです。
オードブルは、フレンチ出身の料理長・親泊健太(おやどまり・けんた)さんと、イタリアン出身の店長・新垣亮(あらかき・りょう)さんのおふたりで考案、腕によりをかけて作られています。
カフェのランチタイム「やぶさち県産プレート」で提供されているハンバーグやキッシュも入っていますが、ほとんどのお料理はオードブルのためだけに作られるオリジナルの一品逸品。
「食材はできる限り地元南城市のものや、沖縄県産を取り入れています。冷製テリーヌやキッシュ、お魚、お肉まで、オードブルはお酒に合うように作っていますが、当店のスローガンである “誰を連れて来ても間違いないカフェ”と同様に、お子さまからご年配の方まで“誰が食べてもおいしい!”と笑顔になっていただけるよう努力しています」と新垣さん。
お酒のお供に嬉しい肴は、県産魚のテリーヌ、バケットの県産若鶏のレバーペースト添え、「金アグー」とアーサのパウンドなどなど。ひじきで有名な与那原町(よなばるちょう)産の「よなばるひじき」のキッシュは、チーズが濃厚で白ワインにピッタリ。
ドラゴンフルーツを散りばめたシーザーマリネや、子どもたちが大好きなエビフライ、イカフライ、チキンの洋風唐揚げなどのフライ系もあれば、グルクンの油味噌焼きは日本酒に合いそうですし、ご年配の方に喜ばれそうです。
これだけ品数が多いと、ぜひ伺いたくなるのが“イチオシ”です。
「どれもオススメだとは思いますが、新垣店長のイチオシはどれでしょうか?」。「オードブルの内容は季節の素材によって少し変わりますが、定番のローストポークとローストビーフ、それにアグーハンバーグがイチオシですね。ローストポークは肩ロースの部位を、ローストビーフはサーロインの部位を使って、4~6時間かけて低温でじっくりと火を入れています。アグーハンバーグは金武町(きんちょう)の金(きん)アグーを使っており、お口のなかでホロホロと崩れるやわらかさに仕上げています」と新垣さん。
「1週間前にご予約をいただけましたら、グルテンフリーのご要望にもお応えいたします」とのこと。なかなかお目にかかることのないグルテンフリーのオードブルがいただけるとは嬉しいですね。
誰もがおいしく笑顔になれる「Caféやぶさち」のフレンチオードブル。気になる方はぜひチェックされてみてはいかが?!
沖縄CLIPフォトライター:安積美加